まる子も嫌がる漢字の練習
こんにちは!
先月ですが、教室で『どんぐり式漢字の学習法と学校版わからん帳作り』について、教室の生徒達と親御さん達に向けてお話ししました。
どんぐり式漢字学習法(=イメージフィックス法)とは、
お手本の字全体をよく見て形を覚え、
目をつぶって頭の中で再現する。
一度も書かずとも漢字が書けるようになる方法です。毎日手が痛くなるまで何度も書かなくても、覚えられるんですよ☺︎
ということで、今日は漢字の学習について。
学校の先生から、漢字テストで満点取れるように書取りたくさんやって覚えてきましょう!とか、満点じゃなかった人は再テストです!なんて言われて、ワクワク燃える子もいるのかもしれないですが、およそ子ども達は「えー...」っとうんざりしますよね。
先生達は習った漢字はとにかく覚えてほしい(覚えるものだ)と思っていると思うのですが、
テストで満点とらないとダメしょうか?
書けるようになるタイミング、全員が一緒でないとダメでしょうか?
たくさん書いたらえらい(すごい)のでしょうか?
話は変わりますが、今朝急遽、私が三男のヘアカットをすることになりまして。
普段は全くテレビを見ない我が家ですが、三男は三兄弟で1番ヘアカット嫌いなので、カット中はタブレットに頼ることにし、テレビの見逃し配信サービス○Verで動画を探してみました。
すると、私の興味をひく内容のアニメがありまして、ただただ私が見たくて選びました。
それが↓↓
7月4日放送〈ちびまる子ちゃん〉
『まる子、漢字の勉強をする』の巻
手描きです。笑
学校の漢字テストで40点をとってきたまるちゃんは、お母さんに「今度またこんな点数だったらお小遣い1週間なしだからね!」と言われてしまうんです。
書取り帳見開き1ページいっぱいに漢字を書いたのですが、
まる子「やだなぁ〜漢字の練習。書いても書いても疲れるだけで頭に入っていかないよぉ。」
これが子どもの本音です。
何度も何度も書かされる漢字の練習、大人もやってみるとわかります。非常に疲れます。
そして、やらされているのでただの作業になってしまい覚えません。
その後、お姉ちゃんがお母さんに頼まれてまる子の漢字の練習に付き合うことになるのですが、お姉ちゃんも隣でなんやかんや言うわけです。
まる子「はぁー、ますますやる気なくなったよぉ。」
とにかく口を出されるのは子どもにとっては鬱陶しいんですよね。子どもは口を出されるだけでも否定されていると捉えます。(自分で書いていても耳が痛いです。まだまだ私も母親修行中‼︎)
そして学校にて、山根との会話↓
山根「漢字はとにかくたくさん書くといいよ。練習する紙がなくなるほど書くと、すっごくいっぱい覚えたような気がして、結構気持ちいいんだ。」
まる子「たくさん書くってどれくらい書くの?」
山根「1つの字を100回は書くよ。」
まる子「えぇ!100回!!? 山根、それもしも間違えた字を100回書いちゃってたらどうするの?」
山根「うん、そうなんだ。前に羊って字を練習してた時に、間違えて書いてた上に、なんだか羊を数えてるみたいな気分になって...書きながら寝ちゃって...。」
・たくさん書いて覚えた気になる。
・間違えた字をたくさん書いて間違えて覚える。
・たくさん書いている途中から頭がぼんやりしてくる。
・たくさん書きすぎてゲシュタルト崩壊する。
書取りあるあるですね。
ちびまる子ちゃんを十何年と見ていなかったのでいつものちびまる子ちゃんがどんな内容なのかわからないのですが、今回のお話しを見た私の感想?は、
『メッセージ、受けとりました!』
です。笑
メッセージ性のあるアニメだったんですね。
こんな点数(40点)〜。 60点?ホントに勉強したの?! こんな雑な字‼︎やり直しなさい!と、まる子の出した結果を否定し叱るお母さんと、
こんなにたくさんの難しい字をまる子が1人で書いたのかい?!素晴らしい!字に勢いもあるし、まる子には書道の才能があるのかもしれん‼︎と褒める友蔵おじいちゃん。
対照的な2人。うむうむ。
7月11日(日)18時まで○Verで見れます。
長くなってしまったので、そろそろ終わり☺︎
では、また〜!
◉どんぐりこばっちょ
水曜 15:45〜 残席わずか
金曜 15:45〜 残席わずか
お問い合わせはお早めにお願いいたします。
*お問い合わせ*
どんぐり こばっちょメールアドレス